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肛門がん

症状の解説

排便時の不快感や痛み、出血などの症状がみられます。痔と同じような症状ですので、痔の薬を塗って様子をみていてもあまりよくならず、病院の受診が遅れる方もいらっしゃいます。足のつけねのリンパ節がはれる場合もあります。

主な原因

原因については諸説あり、ひとつではないと考えられています。ある種のウイルスとの関連が知られており、喫煙も関係していると言われています。

必要な検査

肛門の診察(指診)、肛門鏡、内視鏡などにて病変を確認し、顕微鏡での組織検査を行います。MRIやCTにて病変の広がりを確認します。

治療法

肛門周囲の皮膚にできた小さな病変の場合は手術を行うこともありますが、それ以外はまず放射線治療と抗がん剤を中心とした治療が行われます。多くの場合、肛門を残してがんを治癒させることが可能です。もし、放射線と抗がん剤の治療後に腫瘍が残った場合は手術で切除する場合もあります。

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