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睫毛乱生(さかさまつげ)

症状の解説

通常は外方に向かって生える睫毛(まつげ)が、内方(眼球側)に向かって生えることにより、睫毛が眼球に触れることが刺激になりかゆみ、異物感、流涙の原因となります。角膜や結膜にびらんが生じるとより症状が強くなることが多いです。

主な原因

眼瞼縁の炎症、外傷などが原因となります。

必要な検査

細隙灯顕微鏡検査にて、その程度や角膜に対する影響(キズの有無、程度等)を観察します。

治療法

症状がなければそのまま様子をみてもよいですが、症状がある場合は原因となっている睫毛を抜去します。しかし、抜去後も数ヶ月で再度睫毛は生えてくるため症状を繰り返します。 角膜、結膜びらんの程度や痛みが強い場合は、毛根部を破壊するために睫毛電気分解などの手術療法を行います。

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