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潰瘍性大腸炎

症状の解説

粘血便、血便、下痢、腹痛、発熱、体重減少などが主な症状です。特に20-30歳代の若い人に(高齢の発症もあります)、これらの症状が数週間から数カ月みられると潰瘍性大腸炎の可能性があります。症状は自然によくなったり、悪くなったりを繰り返します。

主な原因

明らかな原因は不明ですが、遺伝的要因・環境因子(食事・感染・薬品など)・腸内細菌などの多因子による複合的な要因から免疫異常がおこって発症すると考えられています。

必要な検査

X線による注腸造影検査と大腸内視鏡検査があります。その他、炎症の拡がりぐあいを見るためにCT、超音波検査などを行う場合があります。

治療法

まずは内服薬、坐薬、薬剤の注腸投与などの内科的治療を行います。病状を悪化させている免疫細胞を取り除く治療を併用することがあります。これらの内科的治療で良くならない場合には、大腸を全て切除してしまう外科手術を行うことがあります。

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