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高血圧

症状の解説

高血圧によりめまい、ふらつき、耳鳴り、頭痛などを認めることがありますが、多くの場合自覚症状はありません。しかし、動脈硬化などの合併症を引き起こし、脳卒中(手足の麻痺、意識障害、呂律が回らなくなるなど)、心臓病(胸痛、息切れ、動悸など)、腎不全(倦怠感、食欲不振、むくみ)などの症状が出ることがあります。

主な原因

高血圧の原因は様々です。遺伝的要因、塩分の取りすぎ、食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、ストレス、運動不足、肥満などが考えられています。これら以外に明らかな原因がある場合は二次性高血圧と呼ばれますが、明らかな原因がない場合は本態性高血圧と呼ばれます。二次性高血圧の原因としては、腎臓病自体、腎動脈の狭窄、血圧を上昇させるホルモンの上昇などが挙げられます。

必要な検査

本態性高血圧、二次性高血圧を区別するため、血液検査や、CT・MRIなどの画像検査を行います。

治療法

本態性高血圧では減塩、減量、運動療法などを指導しますが、それでも血圧が目標値まで下がらない場合には降圧剤を処方します。一部の二次性高血圧では原因を取り除くために、手術を行うことがあります。

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