疾患から診療科を探す(当院で診療可能な疾患か否かは、事前にお問合せ下さい)

原発性アルドステロン症

症状の解説

高血圧以外には症状を認めないことが多いです。高血圧に伴う頭痛や、低カリウム血症に伴う多尿、筋力低下、四肢麻痺などの症状が出現します。

主な原因

血液中に、副腎で産生されるアルドステロンというホルモンが過剰となることが原因です。 アルドステロンを自律的に産生する副腎の腫瘍が、多くの場合原因となります。

必要な検査

血中のアルドステロン濃度や、レニン活性などを測定します。 負荷試験で、アルドステロンが自律的に産生されることを確認します。 MRIやCTで副腎の腫瘍を調べます。

治療法

アルドステロンを過剰に産生する副腎腫瘍が見つかれば、手術で摘出します。 腫瘍が見つからない場合には、薬物で高血圧のコントロールをします。

閉じる