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シェーグレン症候群

症状の解説

唾液腺や涙腺が傷害され、涙や唾液が減少するため、眼・口の乾燥が出現します。まれに、肺や膵臓、腎臓に症状が出ることがあります。また、異なる病気ではありますが、関節リウマチが合併することが多いのも特徴です。

主な原因

原因解明はできていません。自分自身の体を、自分自身の免疫系が、攻撃してしまう病気です。本来なら、免疫とは、自身を細菌やウイルスなどから守ってくれる重要な役割をしているのですが、この病気にかかると、この免疫力が自分の体、この病気では特に涙腺や唾液腺を攻撃するようになります。

必要な検査

血液検査など。各種症状により画像検査や生理検査なども行います。診断確定のために、唾液腺の生検が必要となることがあります。

治療法

現時点では根本治療はなく、内臓に症状が出る場合、ステロイド薬を使用する場合があります。

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