病名 | 血管炎(けっかんえん) |
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部位 | 全身 |
主な症状 | 発熱、腎障害、間質性肺炎、神経障害など |
血管炎の中には「結節性多発動脈炎」、「顕微鏡的多発血管炎」、「ウェゲナー肉芽腫症」「アレルギー性肉芽腫性血管炎」「髙安病」など多彩な病気が含まれますが、全ての疾患が血管に炎症が起こり、これによって皮膚、肺、腎臓、肺など様々な臓器障害をおこします。おかされる血管の大きさにより病状は異なりますが、発熱や体重減少、倦怠感がみられることもしばしばあります。
原因解明はできていません。白血球に関連する抗体がみられることから他の自己免疫性疾患と同じように免疫異常が疑われています。
血液検査など。各種症状により画像検査や生理検査なども行います。皮膚生検、腎生検など、おかされる臓器に対する生検が必要となることがあります。
ステロイド薬が基本治療となりますが、免疫抑制剤を併用する場合があります。